ホームページのセマンティック化推進のため

ホームページのセマンティック化推進のため

ホームページのセマンティック化、これを推進するための要素として「インライン・セマンティック要素」というものがあることをご存知でしたでしょうか?
インライン・セマンティック要素とは、ひとつの要素群のことで、ホームページの本文の中に出てくる「数値に対する意味を関連付けるためのもの」になります。

 

ホームページを見ているとその文章の中には数字がたくさん出てきますが、その登場する数字それぞれが持つ意味というのは、まずはその前後の文章を見て理解しないことには何の数字であるかということも分かるわけがありません。

 

100という数字があったとしても、本文中に出てきたそれは前後の文章なしには金額なのか、テストの点数なのか、部屋番号であるのか、などは分かりませんよね。
私たちは前後の文章があればもちろん理解は出来ますが、検索エンジンなどのコンピューターというのはそういったことを簡単には出来ないものなのです。

 

そこで登場するのが冒頭の「インライン・セマンティック要素」で、この要素で持って100という数字がどのような意味を持つ数字なのか、という部分を指定するんですね。
指定することによって文章中のその「100」という数字がセマンティック化し、ホームページ全体が持つ意味がより伝わりやすくなる、ということです。

 

インライン・セマンティック要素というのはその時その時でいくつかの要素を使い分けるものなのですが、その中のひとつである「time」を紹介したいと思います。
ホームページの内容にはよりますが、時には日付や時刻といったものを特定する必要が生じる場合もあるものですよね。

 

2010年の1月1日という日付は歴史上一度しかありませんし、それは他の日時にも同じことが言えるわけですが、その「日」を特定し意味を持たせる場合に使用するタグです。

 

こういった日付や時刻を表記するフォーマットというのは実は決まったフォーマットや一定のフォーマットがあるというわけではないのです。
例として上の2010年の1月1日、時刻を午後2時ちょうど、これで指定しようとすると「」というようなイメージになりますね。

 

インライン・セマンティックについてでしたが、いかがでしたでしょうか?
HTML5から追加された新要素のことを詳しく知りたいと思っていながら、なかなか機会がなかったという方はこれを気に導入を考えてみてはいかがでしょうか?


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